恥ずかしがり屋な子供に対して、「何とかならないものか?」と悩んでいるママはいませんか。「発表会や行事の時に、恥ずかしがって何もできない。」「クラス全員で歌ったり踊ったりする時も、恥ずかしがってボーッとしている。」このように何をする時でも恥ずかしがってばかりで、子供が他の子供たちと一緒の活動に参加できないのは、親としては心配ですよね。

「このまま周りに置いていかれるのでは?」と、子供よりも親の方が不安になってしまうこともあるでしょう。

でも、こんな恥ずかしがり屋の子供を一番に理解してあげられるのは、やはりもっとも身近なママやパパです。身近な大人が焦ることなく、気長に恥ずかしがり屋の子供と向き合って、上手にサポートしてあげられると良いですよね。

では、恥ずかしがり屋な子供の対処法について、詳しく見ていきましょう。

・なぜ子供が恥ずかしがるの?

「子供は恥ずかしがらないもの、いつも堂々としているもの!」なんて、思っている大人は多いでしょう。そう思っている方こそ、恥ずかしがり屋の子供を極端に心配してしまうんですよね。

実際のところ、子供が恥ずかしがり屋かどうかは、子供によりけりです。大人に個性があるように、子供にも個性があるのです。堂々としている子供もいれば、恥ずかしがり屋の子供もたくさんいます。

それで、恥ずかしがり屋の子供が恥ずかしがるのには、子供のデリケートな内面が関係しています。繊細な子供ほど、ちょっとした経験も大きな経験として感じられるもの。

例えば、ちょっと失敗したことが大失敗のように感じたり、新しい経験が恐怖のように感じられたり。なので、もし以前と同じような失敗、全くしたことのない新しい経験などをすると、恥ずかしくて動けなくなってしまうこともあります。

また、子供が恥ずかしがるのは、親の対応に原因がある場合も。本当なら子供が自分の力を、思う存分に発揮すれば良いのです。こんな時に親が細かく「こんなふうにしなさい。」と指示したり、「これではダメ!」とひたすらダメ出しをしたりしては、子供は自信を失ってしまいます。

あるいは、なかなか上手く行かない子供に待ちきれなくなって、大人が子供のやろうとしたことに手を出してしまっては、子供のやる気も一気にダウンしてしまいます。

「子供にやらせる⇒できた部分を見つけて褒める⇒子供のやる気をアップ」と言う流れに持っていけると、子供の恥ずかしがり屋は克服できるかも知れません。

・親もプラスな気持ちを持つこと

恥ずかしがり屋で事が進まない子供の対応は、いつも一緒にいるママにとって本当に大変なもの。でも、こんな時だからこそマイナスではなく、プラスな気持ちを持つことです。

「保育園や幼稚園に出掛ける時間が近づいても、食事や着替えがなかなか終わらない。」「恥ずかしがって周りの人に挨拶をしない。」「何かを習わせてみたけど、子供が恥ずかしがってできない。」親の思い通りに行動できていない子供にガッカリしても、どこか子供のできている部分を見つけてみましょう。

食事や着替えが完璧に終わってなくても、途中までは人の手を借りずに自分でできた部分もあるはずです。周りの人に挨拶ができなくても、違うシーンではきちんと挨拶ができていることもあるかも知れません。

また、何かを習わせてできなくても、ひとまず教室に行けただけでも偉いことです。子供の良い部分を見つけて褒めてあげれば、子供の自信に繋がって「もう一歩頑張ろう!」と言う気持ちになることもあります。

「ダメ!」とか「できていない!」と言う言葉を使うことが多いママは、「できた。」とか「良かった。」と言う言葉をたくさん使えるように頑張ってみてください。

・できそうだと感じた時にやらせる

恥ずかしがり屋の子供の対処法として、子供の気持ちを細かく把握することも大切です。例えば、「子供は自分で食事ができる時もあれば、できない時もある。」「自発的に着替えをする時もあれば、なかなか着替えをしようとしない時もある。」なんて言うことはありませんか。

大人はどんな気分もある程度は上手にコントロールできるでしょうが、子供はまだ気持ちのコントロールが上手にできません。「やらなければいけない時にやってほしい。」と思っても、上手く行かないことの方が多いと考えた方が良いです。

ここで、親が「早くしなさい。」と焦らせても、ダメなことを無理やりやらせても無駄です。なので、「明らかにできないだろう。」「今は子供にやる気がない。」と思われる時は、できる部分まで頑張ってもらって必要な部分だけサポートしてあげましょう。

そして、子供がやる気になっている時、上手にできそうな時に思いっきりやらせて、たくさん成功を経験させてあげるのがお勧めです。成功した経験を積み重ねるほど、子供の自信もアップします。

それに、行動に慣れてしまえば、どこにいっても堂々と同じ行動ができるはずです。親が子供の気持ちを細かく把握して、その時の子供にもっとも合った適切な対応ができると良いですね。

・子供の好きなことや得意なことを見つける

恥ずかしがり屋な子供にもっとも効果的なのは、好きなことや得意なことを見つけてあげることです。そして、子供の好きなことや得意なことを思う存分やらせて、楽しく自信を付けてあげるのです。

好きなことや得意なことは特別なことを探さなくても、ちょっとしたことでも良いのです。砂遊び、ボール投げ、走ること、ジャンプすること、歌、踊りなどで十分です。

子供と接している時間が長いママなら、「こんなことをしている時、子供の目がイキイキしている。」なんて言う活動がすぐに思い付くのでは?「幼稚園の歌や踊りの活動で恥ずかしがる。」なんて言う子供なら、好きな歌を見つけてママと一緒に歌ったり踊ったりするところから始めてみても良いでしょう。

急にそれほど好きでない歌や踊りをするよりも、好きな歌や踊りの方が子供にとって頑張りやすいはずです。好きな歌や踊りで楽しみながら自信を付ければ、幼稚園の歌や踊りの活動も積極的に参加できるようになるかも知れません。

また、好きなことや得意なことから発展させて、色々な経験をさせてあげられると子供の可能性も幅もだいぶ広げられます。好きなことや得意なことをたくさん見つけて、子供の経験を豊かなものにしてあげられると良いですよね。

・まとめ

子供が恥ずかしがる原因として、子供の繊細な内面・親の対応などが挙げられます。子供はちょっとした経験も大きなものとして感じやすく、過去の失敗や恐怖などから恥ずかしくて動けなくなることも。

親の対応に関しても細かい指示やダメ出し、過保護などは、子供のやる気をダウンさせることがあります。子供の恥ずかしがり屋を克服するためには、まずは親が「マイナスな気持ちを捨ててプラスな気持ちを持つこと」です。

言葉掛けも「ダメ!」を「良かった!」に変えることで、子供も「もう少し頑張ってみようかな。」と言う気持ちになるかも知れません。それから、子供は気が向く時、気が向かない時など、気分の変化が激しいものです。

こんな時にはいっそのこと気が向かない時は諦めて、気が向いた時に頑張れるところまで頑張らせることも大切です。嫌な時に頑張らせて失敗経験を増やすよりも、気が向いた時に頑張らせて成功経験を増やした方が、子供にとっても親にとってもプラスになりそうです。

また、子供の好きなことや得意なことを見つけて、自信を付けながら苦手部分の克服を目指すのも有りです。子供の気持ちがプラスになるようなアプローチを色々な方向からして、子供の経験を豊かなものにしてあげられると良いですよね。

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