仕事に休日やオフの時間があっても、育児は年中無休。特に核家族で主にママが育児をしている場合には、どうしてもママばかりに育児の負担がかかってしまいがち。

「パパの帰りが遅い。」「パパの休みが少ない。」「親戚とは離れて暮らしている。」こんな場合には、ママが育児疲れをリフレッシュする時間が少ないですよね。

ここで、「パパの休みにママがリフレッシュすれば。」なんて、友人などに言われたことのある方もいるかも知れませんね。でも、「パパは仕事で疲れているから、休みは育児をお願いできる状況ではない。」なんて言うこともよくありますよね。

あるいは、何となく育児は自分の役目のように感じて、頑張ってしまう方もいるでしょう。では、今回はこんな方のために、育児に疲れた時の過ごし方・対処法などを紹介しましょう。

・こんな時は育児疲れかも!

「育児疲れ」なんてよく言いますが、疲れって意外に気付かないこともありますよね。ここで、次のようなことがないか、チェックしてみましょう。

「人と話す気になれない。育児以外のことをやる気になれない。」「子供の泣き声、ぐずる声にストレスがたまる。」「朝起きた時に疲れが取れていない。常に体が重い感じ。」「気分が憂鬱でマイナス思考になりがち。」「長い間ボーッとしていることがよくある。」この中で該当することが多いほど、育児疲れが溜まっていることになります。

ちなみに、育児疲れは生後数週間、2~3歳くらいが多いと言われています。まず、生後数週間は出産を迎えたばかりで、ママのホルモンバランスの変化が大きく関係しています。

それから、2~3歳は子供のイヤイヤ期、成長の問題が大きく関係しています。特に2~3歳は子供とぶつかりやすい上に、子供によって成長差が大きく表れやすい時期ですよね。

他の子供と比較して「うちの子の方がずっと遅れ気味かも!」と、育児への自信をなくして凹んでしまうママも。定期健診で成長面の遅れを指摘されて、気分が憂鬱になるママも少なくありません。

・成長面に関しては適度に諦める

育児疲れは酷くなると、育児ノイローゼに発展することも。育児ノイローゼの原因として、子供の成長面の不安は特に大きいものです。最近はテレビでよく、「発達障害」に関することが取り上げられていますよね。

定期健診の時に課題をクリアできないと、子供の成長の遅れに焦ったり、不安になったり。「もしかしたら自分の子供は、発達障害なのでは?」なんて、心配になってしまうこともあるでしょう。

でも、成長面ばかりはママだけの問題ではなく、子供のペースや子供の置かれている環境も大きく関係しています。なので、仕方がないものとして、適度に諦めた方が良いです。

どうしても何かしないと落ち着かない場合は、自治体の発達相談を受けてみたり、病院の診察(児童精神科・小児神経科などの発達を扱っている病院の診療科での診察)を受けてみると良いでしょう。

療育に通って子供に集団生活を経験させてみるのも、何かしら良い効果が得られるかも知れません。ひとまずできるだけのことをして、「あとは子供のペースかな。」と諦めることも大切です。

・子供を預かってもらえる施設を探す

育児に疲れた時は、育児を離れる時間を作ることも大切です。とは言っても、「休みの少ない旦那さん、遠くに住んでいる親戚には頼りにくい。」なんて言う方も多いでしょう。

いや、そもそもこんな状態だからこそ、育児疲れを溜め込んでしまう訳ですよね。こんな方は子供を預かってもらえる施設を探してみましょう。認可保育園や認可外保育園、幼稚園などには「一時保育」と言って、「1日だけ」とか「数時間だけ」で子供を預かってくれるところもあります。

また、「ファミリーサポート」と言って、育児をしたい方、育児を手伝ってもらいたい方が会員になって、お互いに助け合うサポートもあります。この他、障害のある子供で預かってもらう場所に困っている場合は、障害者向けの相談所を頼ってみるのもお勧めです。地域によっては小さい子供も入所できる、預かり型の療育もあります。

療育は所得に応じて利用料の上限金額が決められているので、所得の少ない家庭ほどお手頃に利用できます。具体的には、生活保護受給世帯・市区町村民税非課税世帯だと0円、市町村民税課税世帯で所得割額が28万円未満だと上限が4,600円、所得割額が28万円以上だと37,200円になっています。

このように子供を預かってもらえる施設は色々あるのですが、場合によっては1ヶ月以上も前から予約が必要だったり、事前の面接が必要だったりすることも。ただ、このような面倒をクリアしてでも、自分の時間ができてリフレッシュできる方は多いです。

・例え30分でも自分だけの時間を作る

「子供を預かってくれる施設が見つからない。」「金銭的に施設を利用するのは厳しい。」このような事情から施設を利用できない方も多いでしょう。

確かに、地域によっては一時保育に対応した施設は少ないですし、人気がある施設は空きが少なくて希望通りに利用できないことも。何より一時保育は1時間あたり800円前後、数時間だけでも2,000~3,000円、1日利用すると5,000円はかかりそうです。

1日利用で1ヶ月習い事に通えそうなくらいの費用が掛かってしまいます。パパの収入だけでやりくりをしている家庭だと、この金額は大きな負担ですよね。

それでも、24時間休みがない状態は、ママにとっても子供にとっても決して良い状態とは言えません。こんな時ばかりは例え30分だけでも、自分の時間を作ることを心掛けましょう。100%安全だと言える部屋に子供を遊ばせて、1日30分だけと決めて自分1人の部屋で過ごしてみるのも良いでしょう。

・深呼吸やストレッチをして落ち着く

「例え30分だけでも自分だけの時間を作るのも無理!」なんて言う方はいませんか。「部屋がない。」「年齢の近い子供を2人以上育児している。」など、人それぞれ事情がありますよね。

年齢が近くて喧嘩の多い子供だと、同じ部屋に置いておくのも危険。自分1人の時間を無理やり作ったところで、かえって心配で落ち着いて過ごせませんよね。

こんな場合は気分がマイナスな時に、深呼吸やストレッチをしてリラックスするだけでも違います。数分間好きな音楽をかけながら、ストレッチや体操をしてみるのもお勧めです。

数分間と言わずに数十分だけ好きな音楽をかけながら、家事や育児をするのも有りです。ママだけでなくちょっぴり攻撃的な子供も、落ち着くかも知れません。

・まとめ

育児疲れはホルモンバランスや子供の成長面が大きく関係しており、多くの方が子供が生後数週間、2~3歳の時に感じるものです。体のだるさやストレスを感じるだけではなく、子供のぐずり声・泣き声が不快に感じるのも育児疲れのサインです。

育児疲れの対策の中でもまず子供の成長面に関しては、「子供のペースがあるから仕方がない。」として適度に諦めることも大切です。どうしても発達障害の可能性が不安になってしまう場合には、必要に応じて自治体の発達相談・病院の診察・療育などを利用するのも良いでしょう。

それから、ママ自身がリフレッシュするためには、やはり育児を離れる時間を作ることです。認可保育園・認可外保育園・幼稚園・ファミリーサポートなど、子供を預かってもらえる施設を探すのもお勧めです。

環境的あるいは金銭的に施設の利用が厳しい場合には、子供を安全な部屋に遊ばせて例え30分でも自分だけの時間を作りましょう。これも無理な場合は気分がマイナスな時に、好きな音楽を聞きながら深呼吸やストレッチをして落ち着きましょう。

育児で大変な状況の中で完全に育児疲れを解消するのも難しいのですが、「少しでも楽になろう。」なんて言う気持ちを持てると良いですよね。

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