育児をしたことのある方であれば、一度は子供のわがままに困った経験があるでしょう。子供がわがままを言うのも自宅であれば、まだいい方かも知れませんね。

でも、お店の中・道路・保育所などで大声を出されて、大変な想いをしたママも多いでしょう。こんな時に「子供のわがままを聞くべきか?それとも、わがままを聞かないことを貫くか?」と、悩むことはありませんか。

わがままを聞いてしまえば、子供の大声をすぐに止められます。でも、子供は大人が考えている以上に賢いもので、一度わがままを聞いてしまうと、2回目・3回目とわがままを繰り返すことがあります。

実はこの悪循環に悩んでいるママも、多いかも知れませんね。子供が大きくなってから、「子供を甘やかしすぎた。」とか「育て方を間違えた。」なんて言うことがないよう、今のうちに子供への接し方を見直すことができると良いですよね。では、子供のわがままを治す方法・関わり方などを見ていきましょう。

・子供のわがままは親にも原因が!

「子供がわがままを言う!」と、いかにも親だけが悩んでいるかのように思っていませんか。もちろん、わがままは子供の性格によるものもあるのですが、親にも原因がある場合も多いのです。

いや、親に原因があると言うよりも、親の対応に原因があると言った方が良いでしょう。「わがまま=悪いもの」とばかり考えて、子供を否定ばかりしていませんか。

逆に、子供のわがままの対応が面倒だからと、見て見ぬふりをするのもダメです。子供も「親に愛されているのだ!」と言うことを、しっかり感じたいのです。自分の行動をひたすら否定されたり、放置されたりしていては、親の愛情は十分に感じられません。

それで、親の気を引こうとして、わざとわがままを言う子もいます。わがままは悪いものと思われがちですが、言い方を変えれば「自分の想いを素直に伝えられる。」と言うことでもあります。

感情を抑えつけている子もいることを考えると、決して悪いことではありません。まずは「わがまま」の考え方を変えて、子供の気持ち・状況に合った対応ができると良いですよね。

・パパとママで教育方針を揃える

どこの家庭でもよくありがちなのが、パパとママの教育方針の違いですよね。「子供にとっては全く同じことでも、パパは許してくれるのに、ママは許してくれない。」こんなことはありませんか。

パパとママの教育方針の違いは、パパやママにとっては仕方のないことでも、子供にとっては大きな問題です。「パパは許してくれるのに、なぜママは許してくれないの?」と思うでしょうし、知恵を付けた子供はパパに言えば良いものだと思ってしまうかも知れません。

あるいは、わがままを言うことで、ママに許してもらおうとするかも知れません。もちろん、教育方針の違いはパパとママに限らず、おじいちゃんやおばあちゃん、他の親戚によっても違うことがあるでしょう。

全ての大人で教育方針を揃えられたら、それに越したことはありません。ただ、家族以外の親戚だと、「うちではこういう方針なので、あなたもこういうふうにして欲しい!」なんて言いにくいですよね。

自分の意見を主張したところで、今後の親戚関係にヒビが生えてしまうことも十分にあり得ます。さすがに、教育方針を揃えるためでも、親戚と仲が悪くなるのも良くありません。

なので、パパ側の親戚ならパパに、ママ側の親戚ならママに伝えてもらいましょう。それでも言いにくかったり相手が聞かなかったりする場合は、子供に状況を説明して感謝の気持ちを伝えることを教えましょう。

・根気強く子供と接する

子供のわがままにすぐに折れてしまうのは、本当に簡単なもの。いや、すぐに折れてしまうママは、「この方が楽だから!」と思うからこそ折れてしまうのでしょう。

24時間育児をしているママだと、少しでも楽になりたいと思いますよね。でも、しつけで大切なことは、子供を正しい方向に導くことです。例えば、子供が他のお友達に怪我を負わせてしまっても、「仕方がない。」と子供を許しますか。

お友達ではなく自分の他の子供、兄弟ならもっともっと慌てるでしょうね。他のわがままに関しても、これと同じように大変な問題として、今すぐにでも子供を頑張ってしつけていきましょう。

「ダメなことは何が何でもダメ!」で通してください。ママもパパもダメだと分かれば、いつかは子供も諦めるでしょう。しつけは短期でできるものではなく、1つずつの積み重ねを長期的に行うものでできるものです。

なので、「自分には根気がない。」「自分は短期だから。」なんて思っているママも、根気強く子供に正しいことを教えていきましょう。初めの1回はダメ元で頑張ってみれば、意外に我慢するのはその1回で済むこともあるかも知れませんよ。

・褒めることも忘れない

「子供のわがままを叱ることはあっても、子供がわがままを言わなかった時に褒めない。」このような方は、多くのママにありがちですよね。「わがままを言わないのは当たり前でしょう。」「褒めるのが照れ臭い。」など、ママにも色々な想いがあるでしょう。

でも、わがままを言わないことよりも、むしろわがままを言う方が当たり前かも知れませんよ。現にママの目の前で、子供がわがままを言っているのですから。

それに、育児は子供に寄り添っていかなければできないもので、親が照れ臭がっているようでは適切な育児は難しいです。「親からすると本当に些細なこと!」と思っても、些細かどうかは親が決めることではありません。

子供からすると決して些細なものではなく、大変な我慢もあるでしょう。まずは、ちょっとしたことからでも、子供の良いところを見つけて褒めてあげましょう。悪いところだけを見つけて叱ってばかりいると、子供が大きくなった時に人の悪口ばかり指摘する人間になるかも知れませんよ。

・上の子からきちんとしつけていく

2人以上の子供を育てている方だと、兄弟によって育てやすさ、育てにくさを感じることもあるでしょう。「お兄ちゃんはわがままだけど、弟は素直。」「真ん中の子は素直だけど、上の子と下の子はわがまま。」など、家庭によって色々なパターンが見られるかも知れませんね。

こんな時によくやってしまいがちなのが、「下の子の方が素直だから、下の方からしつけていこう。」なんて言うようなこと。確かに、できる子からしつけていく方が、簡単な場合もありますよね。

でも、下の子も小さいながらも、意外に自分の立場をよく分かっているものです。「なぜ上の子はわがままが通って、自分はわがまま言えないのだろう?」なんて、心の中でモヤモヤしているかも知れません。

上の子からきちんとしつけていけば、下の子もきっと納得できるはずです。もちろん、上の子がわがままを言わなかった時も、下の子がわがままを言わなかった時も、それぞれの子供を褒めてあげることを忘れないでくださいね。

・まとめ

わがままは自己主張の一つで、決して悪いものではありません。でも、子供の言うわがままには、何が何でもダメなものもありますよね。

そこで、諦めて子供のわがままを聞いてしまうのは簡単ですが、子供をきちんとしつけるにはママの根気強さが必要です。ダメなものは何が何でもダメですから。

ママが根気強く子供と向き合うためには、やはり家族内だけでも筋を通すことです。まずはパパとママ、できれば親戚とで教育方針を揃えましょう。

「人を変えれば、自分のわがままが通る。」なんて思われてはいけません。それから、子供のわがままを叱るばかりではなく、子供がわがままを言わなかった時に褒めることも忘れないでください。

また、2人以上の子供を育てていて、子供によってわがまま度合いが違って、困ったことのあるママも多いでしょう。こんな時には上の子からきちんとしつけて、上の子が下の子に良い影響を与えてくれるようにできると良いですよね。

子供も小さいなりに自分の立場をよく分かっているでしょうから、「素直そうな子供ばかり我慢を強いる。」なんて言うことは避けましょう。

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