「子供が人の話を聞かない。」なんて言うのは親ばかりではなく、実は学校の先生の悩みでもあるようです。「子供が話を聞かないのは家だからだろう。

外に行けばきっと話を聞いているだろう。」こんなふうに思っているママはいませんか。残念ながら自宅でできないことは、外に行ってもできないことがほとんどです。

何より自宅は子供にとってもっとも楽に過ごせる場所なので、こんな場所でも問題があるということは、外ではもっともっと問題があるに違いありません。

子供が話を聞かないことで困ることと言えば、「先生が注意ごとを話していても聞き逃してしまうこと」。話を聞かないために他の子とは別行動を取ってしまったり、良からぬ行動を取ってしまったりする心配もあります。

こんなことにならないためにも、やはり人の話をきちんと最後まで聞くことは大切です。できることならママやパパが、話を聞ける子に育てられると良いですよね。では、子供が話を聞かない場合に、話を聞ける子に育てる方法について説明しましょう。

・まずは親が人の話を聞くこと

「子供を教育しようと思ったら、まずは親が見本を見せることが大事!」なんてよく言いますよね。まさにその通りで、子供は親の鏡です。親ができていなければ、子供ができないのも当然です。

逆に、親がきちんとできていれば、子供もいつかはきちんとできるようになる可能性があります。それくらいに親が子供に対して、行動で示すことが大切なのです。

「話を聞けない子供を、話の聞ける子に育てたい。」と思ったら、やはり親が自分の行動を振り返ってみた方が良いです。皆さんはちゃんと人の話を聞けているでしょうか。

「公の場で人の話を聞けていても、家で子供の言うことを全く聞かない。」なんて言うことはありませんか。聞いていても自分の利益にならないと思う話は、スルーしていることもあるでしょう。

いや、スマホを見ながら、家族の話を聞いていることもあるかも知れませんね。身近な人にまともに話を聞いてもらえなければ、他の人の話を聞く気にならないでしょうね。

と言う訳で、子供に見本を見せる意味でも、子供に言いたいことがある時は、子供の話を最後まできちんと聞いてあげましょう。子供に話を聞いてもらうのは、親が子供の話を聞いてあげられるようになってからです。

・親の愛情不足で話を聞かないことも!

子供が話を聞かない原因の1つとして、「親の愛情不足」も挙げられます。ただ話を聞かないだけではなく、わざとらしい様子が子供に見られることはありませんか。

もしそうだとしたら話を聞かないことで、周りの大人に構ってもらおうとしているのかも知れません。愛情はどんな子にも必ずと言って良いほど必要なもので、愛情不足の子供はどこまでも親の愛情を追いかけるものです。

とは言っても、親の時間は本当に限られているもので、育児の他に家事もしなければいけません。兄弟がいれば1人1人にかける時間が、どうしても少なくなってしまいますよね。

もちろん、こんな時でもほんの10分だけでも良いのです。1日に1回は1人の子供としっかり接する時間を作ってあげましょう。

もちろん、子供が困っていたり、イライラしていたりなどする時は、10分と言わずできるだけ長く子供の話を聞いてあげる時間を作ってくださいね。親の愛情を満足に受け取ることができれば、いつかは話の聞ける子に育ってくれるはずです。

・叱ってばかりも話を聞かない原因に!

「子供が話を聞かない⇒話した通りに行動できていない⇒問題が起こる」こんな悪循環が度重なると、つい子供の悪い部分を見つけては叱ってしまいがち。

「話を聞かないこと」「話した通りに行動できていないこと」「問題が起こること」など、悪循環のあらゆる部分にイライラしてしまうこともあるでしょう。

でも、だからと言って子供を叱ってばかりいると、余計に子供が話を聞かなくなる危険性があります。誰でも「楽しい話ばかりを聞きたい。」「つまらない話はできるだけ回避したい。」と思うものです。

親の叱る言葉は子供にとって、つまらない話でしかありえません。「叱ってばかりいる」と言うことは、それだけ「つまらない話ばかりをしている」ことになります。

話を聞かないのももっと厄介なレベルまで行くと、人の話を聞いたフリをしてしまうこともあります。子供がそこまでしてしまうと、本当に話を聞いているのかどうか、問題が起こるまで分からないことも考えられます。

こんなことにならないように、叱るのは最小限に抑えておきましょう。どうしても叱らなければいけない場合には、一度は子供の話を聞いて肯定してあげてからにしましょう。

・話を聞かなければいけない理由も説明しよう

子供が話を聞かないことだけを、ひたすら叱っていませんか。確かに、「話を聞かない=ダメなこと」と、シンプルな言葉で伝えられるのは良いですよね。

でも、シンプルすぎて説明が無さすぎるのも、子供が納得しない可能性大です。だからと言って、言葉を理解できていない小さい頃から細かい説明をしても、子供が意味も分からず混乱してしまうでしょう。

なので、子供の理解度によって、言葉を選ぶのがベストです。まず、ある程度理解のある子なら、話を聞かなければいけない理由も説明した方が良いでしょう。

言葉の理解が難しい子なら理解できる言葉を見つけて、出来る範囲で理由を説明してあげる程度で良いでしょう。理由がきちんと分かれば、「これだから話を聞かなければいけないのだ。」と分かってくれるかも知れません。

理由の説明は子供の理解度による部分が大きいので、理解度がアップするまで根気強く頑張っていきましょう。

・色々な人と関わる機会を持たせる

子供が話を聞かない場合には、親が自分だけで抱え込んでも無駄なことも。できるだけの努力をしたら、人に頼るのも有りです。子供を自宅に閉じ込めておくばかりではなく、色々な人と関わる機会を与えてみてはいかがでしょうか。

「近所の子供たちと一緒に遊ばせる。」「親戚と会う機会を増やす。」「習い事をしてみる。」こんなふうに色々な人と関わっていれば、「自分が話をする」と同時に「人の話を聞く」経験がたくさんできます。

人とコミュニケーションを取ろうと思ったら、「自分が話をする」のも「人の話を聞く」のも必要です。実際のコミュニケーションを通して、話を聞く能力が磨かれることもあります。家族と話をするよりも、家族以外の人と話をする方が新鮮で良い刺激になりやすいですから。

・まとめ

子供が話を聞かない場合に話を聞ける子に育てるには、まずは親が人の話を聞くことです。特に親が聞いた方が良いのは子供の話で、子供との会話の中で子供に見本を見せてあげられると良いですね。

子供は常に親の愛情を求めているもので、親の愛情が足りないと感じると、親に構ってもらいたくて話を聞かないこともあります。

なので、子供の話をしっかり聞きながら、子供にいっぱい愛情を注いであげてください。それから、子供はつまらない話、厄介な話はできるだけ回避したいと思うものです。

親が叱ってばかりいても、「またつまらない話か。」なんて回避されてしまいます。叱るのは最小限にしましょう。また、話を聞かなければいけないことを、シンプルに伝えるだけで済ませていませんか。

実は、疑問に思ったことは、納得できるまで実行しない子もいます。子供のわかる言葉を選んで、話を聞かなければいけない理由も説明してあげましょう。

この他、子供が話を聞ける子に育つためには、親の環境作りも大切です。近所の子供、親戚、他の人とコミュニケーションを取る機会を多く設けるのです。

会話には自分が話す力、人の話を聞く力が必要です。色々な人と関わる機会が増えれば、実践を通して人の話を聞く力がアップできるかも知れません。

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