自分の子供を「マイペースな子」なんて思うことはありませんか。マイペースでどこまでも自分のペースを貫くのは、決して悪いことではありません。周りに流されずに、自分のペースで行動できるのですから。

でも、マイペースな子って、周りに良いふうに言われることが少ないですよね。「空気が読めない」とか「のんびり屋さん」などと、困った顔をされることも。

「できることなら小さいうちに、子供のマイペースを何とかしたい!」こんなふうに考えているママも多いでしょう。マイペースは幼稚園・保育園のうちは良いのですが、小学校・中学校と大きくなるにつれて大変なものです。

「周りにどんどん置いていかれて、一人残されてもマイペースを貫いている。」なんて言う心配もありますよね。大きくなるにつれて、マイペースが改善すれば文句なしなのですが。では、今回はマイペースな子供の育て方について、詳しく説明しましょう。

・マイペースがいけない理由は?

「マイペースの悪いところは?」と聞かれて、皆さんはどのように答えますか。「空気が読めない。」「どんな時でも行動がのんびり。」こんなふうに答える方が多いでしょう。

マイペースな子は自分の世界に入り込んでいて、何を言っても本当に聞かないんです。せめて大事な部分だけでも、聞いていれば良いのですが。マイペースな子は大事な部分さえも聞き逃すくらいなので、勝手な行動をしてしまったり、やらなければいけないことができていなかったりすることも。

さすがに、指示通りに確実な行動ができないと、色々な活動に支障が出てしまいますよね。小さいうちは大人が助けてくれても、大人になるにつれて大人のサポートは減っていきます。

なので、あまりにも活動に支障が出てしまうのであれば、早めに何らかの対策をしてあげたほうが良いです。子供の内面は大きくなってからよりも、小さいうちの方が変わりやすいですから。

・マイペースの良いところは?

どんなにマイナスに見えるものでも、どこかには必ず良さが隠れています。もちろん、マイペースにもちゃんと良さがあります。例えば、次のようなことはマイペースならではの良さですよね。

「人に流されず自分を貫く。」「実は愛されキャラ。」「考えるのが大好きで、とことん追求する。」「メンタル面で安定している。」マイペースにこんなに良さがあることに、驚いた方も多いでしょう。

ひたすら自分のペースを貫くことは、元々マイペースな性格を持ち合わせている子でないと難しいものです。しかも、マイペースの子には言ったことが通じているようで、聞き流されているので人の言葉に流されにくいです。

また、人間関係は本当に上手くできているもので、マイペースな子は実は愛されキャラであることが多いのです。「私が○○ちゃんを支えてあげなくちゃ。」「○○ちゃんが間違ったことをしていたら、教えてあげなくちゃ。」こんな感じで集まってくるお世話好きのお友達もいますし、マイペースな子の優しさに癒されるお友達もいます。

マイペースの良さを考えると、マイペースそのものも直してしまうのも、何か勿体無い感じがしませんか。「マイペースそのものを直す。」のではなく、「活動に支障が出そうな部分だけ直す。」程度にしてみてはいかがでしょうか。

・時間の感覚を身に付かせる

「今はマイペースな子供でも、小学校や中学校と成長するにつれて変わるだろう。」こんなふうに子供のマイペースが、今だけの問題だと考えている方はいませんか。

確かに、子供の性格は年齢とともに、少しずつ変化していくこともよくあります。でも、良くないと思われていた性格が、良いものに変わっていくにも、きっと何かきっかけがあるはずです。

きっかけなしに勝手に性格が、変わるものとは考えられません。そこで、頑張ってみたいのが、子供に時間の感覚を身に付かせることです。とは言っても、幼稚園や保育園までの小さい子供は、まだ時計が読めないことも多いですよね。

なので、「長い針がここに来たら、出掛ける準備をしましょうね。」「タイマーが鳴ったら、着替えをしましょうね。」「10数えたら、お風呂から出ましょうね。」なんて言う感じで良いでしょう。

「何時になったら。」よりも「あと何分何秒。」の方が、時計の感覚を把握しやすい子もいます。子供に合った方法で、少しずつでも時計の感覚を身に付かせましょう。

・否定的な言葉を使わない!

「マイペースな子供をなんとかしたい!」と言う気持ちが強いあまり、イライラや焦りのあるママも多いでしょう。でも、しつけにマイナスな感情はNGです。

例えば、「早くしてよ。」「何度同じことを言わせるの!」などは、急いでいるとつい口にしてしまいますよね。このような言葉を日々浴びていると、子供は日々自信を喪失してしまいます。

なので、できるだけ否定的な言葉を使わずに、子供のやる気を高められると良いですよね。「○○ちゃんとママ、どっちが早く靴を履けるか競争しようか。」「何分でできるかな。○分を目標にして頑張ってみようか。」競争したり簡単な目標を作ったりすれば、子供も楽しんで取り組めるかも知れません。

すぐにやらなければいけないことがあるのに、よそ事をしていたり、動きがストップしていたり、動きが遅かったり。こんな子供と毎日付き合っていかなければいけないママは、本当に大変です。それでも、楽しく子供のモチベーションを高められるように、ママも楽しく頑張ってみてください。

・人の手を借りるのも有り!

「マイペースな子供を変えたい!」と思ったら、やはりママの力だけでは本当に大変です。着替えをするにも食事をするにも、何をするにも時間を気にして過ごすことになりますから。

子供といる時間が長ければ長いほど、ママも時間を気にする時間が長くなります。兄弟のいるママだと、1人の子供と向き合う時間も限られています。と言う訳で、少しでもママが楽をできるように、人の手を借りることを考えてみましょう。

「パパがいる時は、パパの手を借りる。」「おじいちゃんやおばあちゃんが近くに住んでいる時は、おじいちゃんやおばあちゃんにお願いする。」家族や親戚の手を借りれない場合は、保育園や幼稚園で早めに集団生活をさせてみるのも良いでしょう。

保育園は両親共働きが条件でも、幼稚園は満3歳から入園できるところが増えています。1日のスケジュールがきちんと決まっている園なら、子供が時間の感覚を身に付けてくれるかも知れません。「幼稚園だけだと短い。」と感じるなら、習い事をしてみるのもお勧めです。

・まとめ

マイペースな子供の悪いところは、「空気が読めない。」「人の話を聞いていない。」「いつも行動がのんびり。」などです。マイペースの子供の良いところは、「人に流されない。」「考えるのが好き。」「メンタル面が安定している。」などです。

子供の性格は幼稚園・保育園・小学校・中学校などの集団生活で、十分に変わる可能性があります。ただ、マイペースな子供には悪いところと同じように、良いところもいっぱいあります。

なので、良いところを残しつつ、悪い部分のみを克服できると良いですよね。それで、マイペースを変えようと思ったら、まずは時間の感覚を身に付かせることです。

時計の長い針、タイマー、数えた数などを目印に、目標の時間を設定すると子供のやる気もアップするかも知れません。もちろん、子供をしつけるためであっても、否定的な言葉はNGです。

楽しく子供のモチベーションを高められるように、ママ自身も楽しく頑張らなければいけません。これが大変な場合は「早めに幼稚園や保育園に入れる。」「習い事をさせる。」などで、ママが楽をしながら子供を学ばせるのも良いでしょう。

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