「子供はわがままなもの!」と思っている方も多いでしょう。確かに、子供はわがままで自己主張をしながら、相手との関係の築き方を学んでいくのです。

なので、小さい子供はどうしてもわがままになりやすいものです。でも、だからと言ってわがままを放置しておいて良い訳ではありません。わがまま1つ1つをきちんと対応していかなければ、子供のわがままはどんどんエスカレートして大変なことに。

本当なら一時期だけで済むはずのわがままが、ある程度成長しても続いてしまうことも。こんなふうにならないためにも、ママが子供のわがままに振り回されても折れてもいけません。

子供は原因もなくわがままを言うことは、ほとんどないでしょうから、まずはわがままの原因をよく考えてみることです。普段表せない気持ちを、わがままと一緒に吐き出す子もいるくらいですから。

今までわがままを言う子供ばかりを悪者のように思ってきたママも、この機会に子供のわがままの意味をよく考えるようにしてみてください。では、今回はわがままな子供の原因・特徴について説明しましょう。

・わがままの原因は何らかの不満

ごく当たり前のことなのですが、わがままの原因は何らかの不満にあります。何かが自分の思い通りに行かないからこそ、不満の気持ちが表れる訳です。

自分の思い通りに行かないことと言えば、例えば次のようなことがあるでしょう。「①欲しいものが手に入らない。」「②頑張ってやろうとしてもできない。」「③ママやパパが自分の相手をしてくれない。」わがままの原因が①や②にある場合は、子供の行動から何となく分かることが多いでしょう。欲しいものがある場合は、欲しいものの名前を言ったり、欲しいものに向かって手を伸ばしたりするでしょう。

頑張ってもできないことがある場合には、子供がしている行動の途中でぐずるでしょう。こんな子供でもママやパパの愛情を求めている時には、「もっと相手をしてほしい!」なんて言わないこともよくあります。

はっきりとしたメッセージで伝える代わりに、親の気を引こうとわがままを言うことも多いです。わがままに隠された子供の本心に気付かないと、適切な対応ができないどころか余計な行動をしてしまうことも。

わがままを止めようと欲しくもないものを用意してしまったり、やらなくても良いことをしてしまったり。「わがまま=迷惑行為」だと感じて、子供を一方的に叱ってしまうこともあるかも知れません。特に子供にとって訴えにくい③のサインは、見過ごさないように気を付けましょう。

・わがままな子にはこんな特徴が!

わがままの原因は何らかの不満にあるのですが、決して不満を持っている子全員がわがままになる訳ではありません。不満を持っていながらもわがままにならない子は、自分の感情を上手にコントロールできているのです。

元々内気で自分の感情を表に出せずに、我慢して生きていることもありますが。一方、わがままな子供には、次のような特徴が見られることが多いです。

「自己主張がしっかりできる。」「負けず嫌いで頑固。」「自分が一番でないと気が済まない。」「豊かな感受性を持っている。」「寂しがりや。」これって子供に限らず、大人のわがままにも言えることですよね。

どんなに悪く見えるものでも、必ず長所があります。逆に、どんなに良く見えるものでも、必ず短所があります。わがままは100%悪いものではないのですが、悪いことでも頑固に押し通そうとすることも。

自分の思い通りの結果にならなければ、大きな挫折感を味わうことも。このような短所が大きく出ないためには、やはり小さい子供のうちから親が適切な対応をした方が良いです。それさえできれば、わがままも子供によって良い武器にもなりますから。

・わがままな子の親にも特徴がある

子供なら多少のわがままは、誰にでもあります。でも、誰が見ても酷いと思えるわがままな子は、そんなに多いものではありません。こういうわがままな子に関しては子供だけではなく、親にも共通する特徴が潜んでいることがあります。

おじいちゃんやおばあちゃん、親戚などがわがままな子を見て、「親が甘やかすからこうなるのだ!」と言うのを聞いたことはありませんか。

子供にも育てやすい子、育てにくい子がいるように、親にも子供を上手に育てられる人、そうでない人がいるのです。このように考えると子供のわがままに悩んでいる皆さんは、子供を上手に育てられない人に該当しているのかも知れません。

でも、今は上手に子供を育てられなくても、頑張ってわがままな子の親の特徴から外れましょう。そうすれば、きっと子供を上手に育てられる人になれます。それで、わがままな子の親の特徴は、主に次のようなことです。

「わがままを見てみぬふりをする。」「ダメなことをダメだと言えずに折れてしまう。」「子供の話を聞こうとしない。」「子供を追い詰めるような叱り方をする。」「夫婦で教育方針がズレている。」子供のわがままを何とかしたいと思ったら、まずは子供との信頼関係をきちんと築くことです。

子供の気持ちを肯定しつつも、ダメなことはダメだと気付かせてあげることが大切です。親が諦めては子供の成長は、このままストップしてしまいます。親が根気良く子供と向き合うことで、子供に成長のチャンスを与えてあげてください。

・上手に褒めて上手に叱る

上手に育児ができるママのイメージとして、臨機応変に対応できて完璧なママをイメージする方は多いでしょう。確かに、育児には臨機応変さが必要ですし、完璧にできたら苦労はありませんよね。

でも、残念ながら「育児を完璧に!」なんて言うのは難しく、完璧主義のママほど育児の悩みを抱えやすい傾向にあります。育児を上手にこなすためには、むしろ完璧主義はやめて適度を目指す方が良いのです。

そこで、頑張りたいのが「上手に褒めて上手に叱ること」です。完璧を求めるあまり、やみくもに子供のダメな部分を叱るのはNGです。その代わりに、子供の良いところを見つけて褒め、ダメなことは何が何でもダメだと教えるのです。

上手に褒めることさえできていれば、必要な部分で叱っても子供は納得してくれるはずです。例えば、子供がわがままを言ったら、「子供の気持ちを考えて肯定⇒ダメな部分を教える⇒我慢できたら褒める」と実践してみてください。

この時に「あまりに子供のわがままが酷いから。」と言って折れてはいけません。「ダメなものは何があってもダメ!」「わがままを言う相手を変えてもダメ!」を貫いてください。

・まとめ

わがままな子供の原因は、自分の思い通りに行かない不満の気持ちにあるのかも知れません。欲しいものが手に入らなかったり、頑張っても上手くできなかったり、ママやパパが自分の相手をしてくれなかったり。

特に見逃してはいけないわがままの原因は、「ママやパパが自分の相手をしてくれない」ことです。わがままな子は自己主張がしっかりしているだけでなく、負けず嫌いだったり、自分が注目されたかったり、豊かな感受性を持っていたりなどの特徴があります。

このようなわがままな子ならではの特徴が、親の不器用さで短所になってしまうことが。どうせならわがままを悪いものから、良いものにしたいと思いませんか。

そこで、親がまず頑張りたいのが、子供のわがままとしっかり向き合って、子供との信頼関係をきちんと築いていくことです。子供がわがままを言ったからと言って、やみくもに叱ったり、疲れてきたら折れてしまったりなどはダメです。

わがままを言った子供の気持ちを肯定しつつもダメな部分を教えて、我慢できた時に褒めてあげられるとベストです。初めから全てのことを一通り実践するのも難しいでしょうから、最初はできる部分から少しずつ取り組んで、パパやおじいちゃん、おばあちゃんにもサポートしてもらうと良いかも知れませんね。

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