妊娠してからの大きな肌トラブルと言えば、妊娠線がありますよね。女性は妊娠してからも出産を迎えてからも、できればずっと綺麗でいたいと思うもの。

妊娠線はお腹や胸、腕、太ももなど、普段服で覆っている場所にできることが多いです。顔に比べると目立たない場所ですが、これらも肌の一部であるからには気を遣いたいところですよね。

そこで、役に立つアイテムが妊娠線の予防クリームです。雑誌にサンプルが付いていたり、サイトでサンプルを取り寄せたりなどで、既に妊娠線の予防クリームのサンプルを使った方もいるかも知れませんね。

雑誌やネットの宣伝を見たり、赤ちゃん用品店やドラッグストアなどで商品を見たりすると、色々な商品があってどれにしたら良いのか迷いませんか。その前に、「妊娠線の予防クリームって、いつからつけたら良いのだろう?」と、疑問を持っている方も多いでしょう。では、今回は妊娠線の予防クリームをつける時期について見ていきましょう。

・妊娠線はできないのが一番!

妊娠線の予防クリームをつける時期に悩んだ時に、まず考えて欲しいのが「妊娠線はできないのが一番!」と言うことです。妊娠線は肌の表面だけのトラブルではなく、肌の奥の皮下組織を含む広範囲のトラブルです。

具体的には肌の皮下組織が表面の伸びに追いつけずに、裂けることで起こるトラブルです。ただ伸びてしまっただけであれば元に戻るのでしょうが、一度裂けてしまった組織に関しては修復が難しいものです。

つまり、一度妊娠線ができると治りにくく、ずっと残ってしまうことが多いのです。無事出産を迎えてお腹がへっこんだと思っても、妊娠線だけは消えずに残ってしまうこともよくあります。

なので、妊娠線対策を始めるなら、まずは「妊娠線を作らないこと」を目標にしてみましょう。既に妊娠線ができてしまった方は、「これ以上妊娠線を悪化させないこと」を目指して対策をしましょう。妊娠線を作らないためには、妊娠線ができそうな時期が来る前に対策を徹底する必要があります。

そして、これ以上妊娠線を悪化させないためには、妊娠線に気付いた時点で対策を徹底する必要があります。特に妊娠線ができてしまった場合には予防以上の対策が必要なので、妊娠線の予防クリームをこまめに使用しましょう。朝と夜の1日2回使用する方が多いのですが、肌の乾燥が気になるたびに塗るくらいの方が良いかも知れませんね。

・妊娠線の予防クリームをつける時期は?

「妊娠線はできないのが一番!」と考えると、妊娠線の予防クリームをつけるのは早いに越したことはありません。極端な話、妊娠が分かった時点で対策を始めても良い訳です。

ただ、あまりに早い時期から対策をしても、根っからのスキンケア好きでないと長続きしない可能性が高いです。それに、妊娠初期はつわりが酷くて、スキンケアどころではない方も多いでしょう。

と言う訳で、妊娠線の予防クリームをつけるのは、妊娠4~5ヶ月くらいからで大丈夫です。つわりが落ち着いて体調が安定してからの時期を、対策を始める目安の時期として考えれば良いでしょう。

この時期はお腹の膨らみが目立ち始めますし、食欲も増して急激な体重増加が心配になり始める時期でもあります。ここでしっかりと対策を始めておけば、妊娠線を作らずに出産を迎えられる場合もありますし、妊娠線ができたとしても最小限のトラブルに留めることが可能です。

ちなみに、「妊娠中に妊娠線ができなかった。」と言う方は、全妊婦さんの3割ほどもいるようです。妊娠4~5ヶ月くらいになったら体調に無理のないように対策を始めて、この3割の仲間に入れると良いですね。妊娠線がもっともできやすい時期は妊娠8ヶ月以降なので、妊娠7ヶ月までの間に妊娠線ができなかった方も出産を迎えるまでは油断は禁物です。

・そもそも妊娠線の予防クリームをつける意味は?

「妊娠線の予防クリームを塗るだけで、なぜ妊娠線対策ができるの?」と、疑問を持っている方はいませんか。先に答えを言ってしまうと妊娠線の予防クリームでは、妊娠線のできやすい肌に足りないものをカバーすることができるからです。

妊娠線のできやすい人に多いのが、肌が乾燥していて柔軟性に乏しいことです。乾燥した肌よりも潤った肌の方が、硬い肌よりも柔軟性のある肌の方がスムーズに伸びやすいです。妊娠中の体の変化で肌が伸びることは仕方ないにしても、肌を良い状態に保っておけば妊娠線は予防しやすくなります。

それで、妊娠線の予防クリームで注目すべきポイントは、やはり美容成分です。「保湿力・柔軟性を最大に高めるために、どれだけ効果的な美容成分が含まれているか。」は大切です。

妊娠線の予防クリームの中には、コラーゲン・ヒアルロン酸・セラミドなどのよくありがちな成分から、最近話題の新しい成分まで様々な成分を配合したものがあります。ただ、最近話題の新しい成分ほど、残念ながらコストが高くなりやすいものです。コスト面を心配している方は、まずはお手頃でよく売れている人気商品から試してみるのも良いかも知れませんね。

・もちろん体重管理も忘れずに!

「妊娠線の予防クリームだけちゃんとつけていれば、あとは何もしなくても良い。」と言う訳ではありません。妊娠線ができるのは、肌だけの問題ではないからです。

「赤ちゃんの成長とともにお腹が大きくなること」「急激な体重増加で余分な肉がたくさんつくこと」などのような問題も関係しています。赤ちゃんの成長に関しては仕方がないにしても、急激な体重増加に関しては自身でカバーすることが可能です。まず、急激な体重増加を抑えるために必要なことは、どれくらいの体重増加なら良いのか、体重増加のボーダーラインを正しく把握しておくことです。

普通体型までの方であれば妊娠全期間で8~12㎏まで、1ヶ月あたり1~1.5㎏までの体重増加であれば問題ありません。明らかにこの目安よりも体重が増えたと思われる場合には、早めに体重管理を徹底しましょう。

とは言っても、妊娠中に痩せるのは難しいので、体重増加が目安の範囲内になる期間まで現状維持を心掛けましょう。体重管理には適度な運動も大切ですが、食事内容の調整を中心に行うのがベストです。脂っこいものや糖分の多いものは控えめにして、野菜をたっぷり取り入れたバランスの良い食事を摂るようにしましょう。

・まとめ

妊娠線は一度できると産後も残りやすいものなので、妊娠線を作らないようにするのが一番です。そのためにはできるだけ早い時期から、妊娠線の予防クリームを使うに越したことはありません。

ただ絶対に対策すべき時期はお腹の膨らみが目立ち始める、妊娠4~5か月くらいからです。この時期~出産を迎えるまでは、頑張って対策を継続できると良いですね。妊娠線の予防クリームは肌に潤いや柔軟性を与えて、妊娠線ができにくい良い状態の肌を維持するのに役立ちます。

費用が気になる方はまずはお手頃品で、保湿力の高いものを見つけて試してみるのがお勧めです。また、妊娠線の予防クリームを使っていても、妊娠中の体重管理は必須です。そもそも妊娠線ができる原因となるのが、急激な体重増加で肌の奥の皮下組織が裂けてしまうことなのですから。

体重増加は普通体型までの方で妊娠全期間8~12㎏、1ヶ月あたり1~1.5㎏までであれば良しとされています。脂肪分や糖分の多いものはできるだけ控えて、野菜中心の食事を心掛けて急激な体重増加を防ぎましょう。体調が良い時は外の空気を吸いながら、適度なウォーキングをするのも良いでしょう。

関連記事